我が家にはキッチンダイニングから続くウッドデッキがあります^^
冬を越し、春のよく晴れた日にウッドデッキを自分たちで塗装しました。
使った塗料や、塗り方、失敗したこと、こうすれば良かった!ことをまとめてみました!!
目次
ウッドデッキは樹脂木製?天然木?
樹脂製ウッドデッキ・・・プラスチック素材(樹脂)と木粉を混ぜ合わせて作った人工的な木材。耐久性が高い。
天然木・・・木の風合いや香りが良い。耐久性が低い。腐りやすい。シロアリに弱い。ハードウッドは耐久性が高いけど値段も高い。ソフトウッドは耐久性は低いけど安価で加工もしやすく自由なカタチにしやすい。
我が家は、ソフトウッド(ヒノキ)のウッドデッキです。
一部斜めになっていたり段差があったりしますが、我が家ピッタリサイズに作ってもらえました^^
やはり!
木の香りがすごーくいいです!!思わず深呼吸してしまうほど♡
いいとこばかりではなく、やはり最大の心配事はメンテナンスです!!
木を守るための塗装をして、木部を傷みにくくしてあげなければいけません。
毎回業者に頼むのほど我が家に金銭的な余裕がないので、自分たちで塗装しました^^
ちゃんとできるか心配でしたが、何とかなるもんです!!
天然木のウッドデッキにはどんな塗料がいいの?
ホームセンターに行ってもすごい種類の塗料があります。素人にはちんぷんかんぷんです。
まずは木部の塗装用にはどんな種類があるのでしょうか。
浸透タイプ・・・木目の質感を生かしてしみこませるように使用する。
造膜タイプ・・・木材の上に膜を形成して使用する。木目が生かせない。
造膜タイプは下地処理に時間がかかったり、油膜が割れて雨水が侵入すると木が腐ってしまうので、浸透タイプの方が簡単でDIYにも向いてます。せっかくの天然木なので木目を生かしたいですしね。
浸透タイプには油性と水性があります。
油性・・・浸透性、耐久性が高い。臭いがきつい。塗料を薄める場合や、ハケを洗う時に専用の薄め液が必要なので、水性塗料にくらべると扱いにくい。(キシラデコール、オスモカラー)
水性・・・浸透性、耐久性は油性に比べると低い。塗料を薄める場合や、ハケを洗う時は水で出来る。初心者には扱いやすい。
我が家は(初心者だけど)油性のオスモカラーで塗装しました。
オスモカラーってどんな塗料?
オスモカラー・・・自然の植物油(ひまわり油、大豆油、アザミ油)と、植物ワックス(カルナバワックス、カンデリラワックス)からできた人体に安心安全な自然塗料。身体に悪いシンナーを一切使用していないので臭いがほとんど気にならない。
赤ちゃんのおもちゃにも使えるというオスモカラー、臭いも多少独特なかんじはしますがシンナーのような体に悪そうな臭いではありませんし、我が家のウッドデッキでもすぐ気にならなくなりました。
いよいよオスモカラー塗っちゃうよ!
年末に仕上がったヒノキのウッドデッキはそのまま冬を越し、春にいよいよ塗装^^
準備するもの
- オスモカラーウッドステインプロテクター(色:バークグレー2.5L1缶)
- 缶の中を混ぜる棒
- 小分け用のバケツ
- 刷毛(100均は毛が抜けやすいのでホームセンターで300円くらいの物を試しました。)
- すきま刷毛
薄め液・・・我が家は薄めず、刷毛は処分したので今回は用意しませんでした。
気を付けること
- 木部がしっかり乾いた状態で、塗装後も早く乾くよう数日はいい天気の日にする。
オスモカラーの塗り方と手順
- ウッドデッキの掃除
- 缶の中の塗料をしっかり混ぜる(かなり底に粘土質な塊があるので、料理で使う木べらのようなもので混ぜたら楽)
- すきま刷毛で隙間を先に塗る
- 刷毛で木目に沿って一本一本塗る・・・刷毛に塗料はつけすぎないこと!乾きにくくムラになります!
- 乾かす→乾いてから二度塗り
※塗り残しや修正はしっかり乾いてから
↓塗装後初めは楽しい塗装もだんだん飽きてくると慣れてくると雑で早くなります・・・
乾くと少しツヤッとしていて、塗りムラもありました!!
二度塗りが標準ですが、我が家は一度塗りで。(これは自己判断、自己責任で。)
↓塗装して半年後ツヤがなくなり色がくすんできて、すごく馴染みました~。
とってもイイ感じの風合いになってます!!
我が家の失敗
すきま刷毛を用意せずに塗り始め、刷毛では隙間が塗れなくて慌ててホームセンタへ。
後から隙間を塗ったので垂れた跡が残ったままになってしまいました。
ですが、半年ほどたった今はそんなに気にならないです。
選んだバークグレーの色が見本と違うように見えますが、木材によって色の出方がちがうので仕方ない・・・
色選びは難しいです。
次回塗装するときに気を付けたいこと
- 隙間から塗る
- ムラにならないよう塗料をつけすぎない様にしてうすーく塗る
この二点は気を付けたいです。
注意:余った塗料の保管方法と取り扱い方
我が家は今回一度塗りなので2.5L缶(増量中で3L)の半分以上は残ってます。蓋をしっかりすれば開封後2年は持つようです。ちなみに未開封は5年。
オイル塗料の自然発火の危険性
自然発火・・・火の気のないところで油脂類がしみこんだウエスが自然に燃え出すこと。もし塗料を布で拭きとった場合は水に浸してから処分すること。
まとめ
初めてのウッドデッキの塗装は、新築の家なのに失敗したらヤダな~と緊張していましたが、
実際は何のその!楽しくってあっという間でした。
神経質にならず、キレイを求めず、色ムラも味!くらいに思えれば、
安くすんで、とても愛着のあるいい仕上がりになるのではないでしょうか。
ウッドデッキをオスモカラーで安心DIY!おすすめです!!
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